思い出して脳を大きくする

脳の大きさは、20代あたりで一番大きくなり、

60歳を超えたあたりから、だんだん小さくなっていきます。

なぜ、脳が年をとるにつれて軽くなるかというのは、

神経細胞といって、脳の細胞が減るからです。

では、脳が小さくなるとはいっても、具体的に、どこが衰えるのかというと、

前頭葉や、側頭葉など、

感情や記憶に関係ある部分が小さくなっていきます。

記憶力が悪くなっていくわけですから、認知症に繋がります。

ただ、これを防ぐ方法がありまして、

それは、思い出す作業を増やすことです。

当たり前のことじゃないか、という意見があるかもですが、

やはり学校を卒業すると、知識を入れようとする機会が減る傾向にあり、

認知症にかかるのは嫌だと思いますし、自分の忘備録のためという意味でも、

今回、このような記事を書いています。

話を戻すと、

思い出すことで海馬という、短期記憶をする部分が刺激され、

そのおかげで脳の神経細胞が増えることが分かっています。

つまり、

脳は小さくなっていくけど、脳が小さくなる以上に

思い出し作業をたくさんやれば、脳が軽くなるのを防ぐことができる、

ということです。

ちなみに、長期記憶はどこでされるのかというのは、大脳になります。

思い出す作業を繰り返し、短期記憶をする海馬に

この知識は大事だよ、と伝えることで、

海馬は、繰り返した知識を大脳に持っていって、長期記憶されます。

だから、受験勉強や資格の勉強でも、繰り返しが大事だと言われるのです。

ただ、思い出すと言っても、そんなにハードルを高く感じることはなくて、

昨日の昼ご飯や夜ご飯を思い出すだけでも大丈夫です。

地味な作業で面倒くさいですが、脳を鍛えるので、明らかに思考が強化されていくのが実感できると思います。

僕の場合は、

読書を増やしてみて、「昨日読んだ本はどんな内容だったかなー」

って、トイレやお風呂のような暇な時間に思い出してます。

そうすることで、知識が定着して、人に話せるネタが増えるので、楽しいです。

もはや脳を鍛えることとは関係ない話に聞こえるかもしれませんが、

楽しさがないと思い出すモチベーションが保てなくなり、続かなくなる可能性があるので、結構大事だと考えています。

あと、脳に刺激を与えない生活を送っていると、脳が小さくなっていくので、

課金型のアプリゲームや、何も考えずにテレビばかり見てると危険です。

そういう意味でも、脳を日ごろから使っておくことを強くすすめます。

ということで、

早速、昨日の夜ご飯でもいいので思い出したら、僕のメールでもブログのコメントでも送り付けて、アウトプットしてみてください。

以上です。

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